「濃厚接触確認アプリ」をオープンソース化

エンジニアの民間団体コード・フォー・ジャパンは、新型コロナウイルス陽性患者と濃厚接触した恐れのある人に通知を送るアプリ「まもりあいJAPAN」のソースコードをオープンライセンスでGitHub上に公開しました。

GitHub上のページはこちらから:https://github.com/mamori-i-japan

まもりあいJAPANの開発は、3月下旬からコード・フォー・ジャパンの有志が進めてきていました。このアプリは米Appleと米Googleが定めた濃厚接触を検出する技術の共通規格に対応していたが、同規格を実装できるのは1つの国につき1アプリのみと定められているため、厚生労働省が主体となって接触確認アプリを開発すると決定していました。

これによりコード・フォー・ジャパンがアプリを公開することはなくなったため、現状のソースコードを公開するなどの形で厚労省のアプリ開発に協力する方針に切り替えたと発表しています。

政府会合では、コード・フォー・ジャパンは「陽性判定者との濃厚接触を迅速に通知する実装」「ユーザーのプライバシー保護」「ユーザー心理に配慮した設計」「保健所の負担を考慮した設計」といった、アプリ提供上の課題はクリアし実装済みと発表しています。

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