以前ご紹介した新型iphone SEの発売の裏で、3月中旬発売が発表され、に5月頃に正式に発売予定だったiPad Pro用Magic Keyboardが、前倒しで4月16日より発売を開始致しました。
2020年に新型のipad proだけでなく、既に2018年に発売されたipad proにも対応可能な製品なのでご検討されている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
iPad Pro用Magic Keyboardのポイント
iPad Pro用Magic Keyboardのご購入を検討されている方向けに、使用していく中で良いところや注意するべき点を7つにまとめましたのでご覧頂ければと思います。
1.対応機種
①iPad Pro 11インチ第1世代
②iPad Pro 11インチ第2世代
③iPad Pro 12.9インチ第3世代
④iPad Pro 12.9インチ第4世代
今回、新たに発売された機種は上記の4つの機種が対応可能機種です。2020年に新たにiPad Proが発売されたため、ややこしい表現になっておりますが、すべてホームボタンの無い機種が対応していると考えて頂ければ大丈夫です。
また、こちらの機種はすべてApple Pencil第2世代(磁石でiPadの上部にひっつつくモデル)も対応している機種です。
2.キーボードとトラックパッドの操作感
最新 MacBook Airと同じシザースイッチのフルサイズキーを搭載しておりますので、タイピング感はMacBookと全く変わらないため、外出先でも普段と変わらず入力を行うことが出来ます。また、バックライトも搭載しておりますので少し暗い環境下でのタイピングも問題無く行うことが出来ます。
3.重量
今回、発売開始になりましたMagic Keyboardは600gあり、最新のiPad Pro 11インチモデルを含めて持ち運ぶ際には、本体重量の467gも合わせると1kgを超える重量となり、MacBook Airに迫る重量となり、12.9インチモデルでの使用となると、MacBook Airを超える重量となってしまいます。。
4.ヒンジの可動域
このMagic KeyboardはSmart Keyboard Folio同様、「マグネットでiPadの背面に貼り付ける」構造となっており、iPad Proが浮いているように見えるのが、一つの大きな特徴です。
また、写真では分からないのですが、ヒンジ部分の可動域は思った以上に狭くほとんど動かないと思って頂いて大丈夫です。
5.パススルー充電
本体下部左側のヒンジの中には、電源専用のUSB Type-Cのコネクタがあります。ここに電源を繋いでおけば、本体をマグネットでくっつけることで一体化し、充電が始まります。
ですが、こちらのUSB Type-Cは電源専用なのでUSBメモリやSDカードリーダーを接続しても、iPad Proは認識することが出来ません。
6.Apple Pencilとの共存関係
このMagic Keyboardは前述のヒンジの部分の構造上、180°倒して使うことが出来ないため、Apple Pencilで文字や絵を書く場合には、一度キーボードから取り外して書く必要があるので、iPad Proをノート替わりやメモとしても使用が多い方や、絵を書くことがメインの方にはあまり向いておりません。
7.価格
11インチ用と12.9インチ用もどちらも3万円を超える価格設定となっております。このサイズにフルピッチのキーボードや、トラックパッドを搭載しておりますので高価になっているのは少ししょうがない気もします。
まとめ
今回、発売が開始になりましたMagic Keyboardは、iPad Proでタイピングをメインに行う方には非常にメリットが出てくる製品になっております。ただ、一方では非常に高価な製品でもありますので購入に踏み切れない方も多いのではないでしょうか。
そんな悩まれている方のご検討の一助となりましたら幸いです。