iPhone SE 第2世代 Appleが正式発表 DSDS対応[4月24日発売]

iPhone SE 第2世代

iPhone SE2(仮)として、ずいぶん前から存在がうわさされており、その登場がユーザーから待望されておりましたエントリークラスのiPhoneが、4月16日ついにAppleより発表されました。名称はシンプルに「iPhone SE」です。本体カラーはホワイト、ブラック、(Product)REDの3色。内蔵ストレージのバリエーションは64GB、128GB、256GBとなっています。

今回のSEは2014年発表のiPhone 6から続く4.7インチ液晶+ホームボタン筐体がベースとなっています。また、筐体自体は2017年発売のiPhone 8をベースに「パワーアップ」がされた製品です。

A13 Bionic搭載でパワーアップ

iPhone SE 第2世代は、A14チップが搭載されるのでは?とも言われていましたが、iPhone 11シリーズと同じA13 Bionicの搭載が決まりました。A9搭載の第1世代より2.4倍(描画性能は4倍)高速になりました。また、販売が継続されているiPhone XRよりも高い処理能力を有します。

処理速度が向上したことにより、カメラ機能がパワーアップしています。ハードウェア的にはiPhone 8と同じシングルカメラですが、ポートレート撮影が可能に(人物のみ)なりました。また、動画は60fpsの4K撮影に対応しました。さらにフロントカメラの動画撮影時に手ブレ補正が働くようになっています。

カメラの画質は12MP(1,200万画素)、インカメラが7MP(700万画素)。上記のポートレート撮影は可能ですが、ナイトモードは搭載されていません。

ディスプレイ・認証方法

新型iPhone SEの画面サイズは4.7インチ。ディスプレイはiPS液晶で、解像度は1334×750ドットとなります。

画面サイズについては、歴代最小サイズだった第1世代のiPhone SE(4.0インチ)よりも大きくなっており、賛否両論となっています。

バッテリー容量

バッテリー容量は、200mA増量でiPhone 8と同じ1,821mAhほどになるようです。アップルは旧iPhone SE、iPhone 8およびiPhone SE第2世代の3つとも「動画再生:最大13時間」と表記していますので、バッテリー容量は、200mA増量でiPhone 8と同じ1,821mAhほどになるようです。

通信規格

最新のiphone 11 proと同様のWi-Fi 6対応の通信が可能なので、Wi-Fiルーター等が対応していれば最大4,803Mbps(理論値)での通信が可能です。

また、eSimにも対応しておりますので電話番号だけは今まで通りのキャリアにしたまま、データ通信だけIIJのeSimプランや楽天のeSimに設定するという使い方も可能です。

価格

最近のiphoneの中では最安の64GBが44,800円~(税抜き)となっております。

64GB:44,800円
128GB:49,800円
256GB:60,800円

その他

Phone 8から引き続きFeliCaによるモバイル決済やQiによるワイヤレス充電にも対応しております。6sから搭載されていた3D touchは11シリーズ同様、感触タッチ(Haptic Touch)に変更されています。筐体は、ほぼiPhone 8と同じでケースなども流用可能ですが、背面のAppleロゴの位置が変わっているので注意が必要です。

まとめ

Appleから久しぶりに格安で小型なiphoneが登場しました。名前はiphone SEのままですが、CPUは最新のモデルを搭載しており、パワフルになり帰って来ました。小型のiphoneを待ち望んでいた方や、最近の高額な機種を買う気になれなかった方には間違いなく「買い」な機種だと思います。

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