ドコモ口座、現金の不正引き出し被害が拡大中。被害総額は2000万円近くに。

NTTドコモは、電子決済サービス「ドコモ口座」から現金の不正引き出しが相次いでいる問題について、同日午前0時までに全国12の銀行で73件、1990万円の被害を確認したと明らかにしました。

ユーザーが自分で不正引き出しがあったかどうか確認する必要があるため、不正の発覚までには非常に時間がかかってしまう点が課題です。そのため、この1週間で被害件数がかなり増加しており、被害の全容把握までには時間がかかりそうです。

10日正午までに確認した被害は11行で66件、総額1800万円としていましたが、被害の拡大が続いています。今後も被害が拡大するかの見通しは「分からない」とのことです。

ドコモは現在、連携する全35行の銀行口座の新規登録を停止しており、イオン銀行、ゆうちょ銀行など一部では、ドコモ口座へ入金するチャージ機能も停止しています。

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