ソニーは7月1日、専用インナーウェアに装着して体の表面を冷やしたり温めたりする“着るエアコン”「REON POCKET」（レオンポケット）の一般販売を始めました。価格は本体が1万3000円となっております。また、専用インナーウェアはS、M、Lサイズを各1800円で販売するとのことです。
どんな仕組みなのか？
これは電流を流すと片面が発熱、もう片面が冷える性質を持つペルチェ素子を使い、接触した体の表面を急速に冷却（温熱）する仕組みになっています。専用インナーウェアの首元にあるポケットに本体を入れ、Bluetooth接続した専用スマートフォンアプリ「REON POCKET」（iOS、Android）で操作することで使用出来ます。
仕様の詳細について
アプリで直接操作する「マニュアルモード」の他、内蔵のモーションセンサーで人の動きを検知して温度を自動調整する「オートモード」、間欠動作などを設定できる「マイモード」を備えております。
本体は約54（幅）×20（高さ）×116（奥行き）mmで重量は約89gと非常に軽量です。バッテリーで冷却は約2.5時間、温熱で約2時間動作することが可能です。
また、専用インナーウェアは吸水速乾性を持つ極細繊維のポリエステル生地を使っており、カラーバリエーションはホワイトとベージュの2色があります。
このレオンポケットは、ソニーのスタートアップ支援プログラム「Sony Startup Acceleration Program」（SSAP）からスタートし、2019年夏に実施したクラウドファンディングでは開始1週間で目標額の6600万円を達成して注目を集めていました。