Web会議サービス「Google Meet」の無償提供開始が決定。

今までは「Hang out」と呼ばれており、チャットツールと一体化していたのですが、ZoomやMicrosoft Teams、Facebook Roomsなどと競合するWeb会議サービス「Google Meet」を近日中(5月上旬以降)に無料提供すると発表致しました。Zoom等の台頭を受けて、Google社もあわててビデオ会議ツールの切り離しを行ったようです。

無償提供の期日いつまで?

Google Meetはこれまで、同社のオンラインプロダクティビティサービス「G Suite」の1機能として提供されてきましたが、Googleアカウントを持っていれば誰でも、最大100人までの無料Web会議を開催できるようになる。9月30日までは会議時間は無制限になります。(その後無料版は60分までになる)。

部外者の乱入は防げるの?

なお、G Suite版Google Meetは250人まで参加でき、会議時間が(9月30日以降も)無制限です。Zoomは「Zoom爆撃」と呼ばれる部外者が会議への割り込み、アダルト映像を流すことや関係の無い発言を繰り返す妨害行為が問題となっておりました。

これを排除するために、「Google Meet」ではURLをクリックするだけではなく、アカウントでログインするようになっているため、部外者の乱入を防げるとしています。また、カレンダーでの招待で追加されるユーザー(アカウント)以外が会議に参加しようとした場合は、自動的に控え室に入れられるようになっており、開催者が承認しない限り会議に入室出来ないようになっております。

また、会議コードは複雑なものなので、総当たり攻撃での推測は困難だとしています。さらに、ビデオ会議で転送されるすべてのデータは暗号化され、Googleドライブに保存されるすべての録画・録音データも保存時に暗号化されるため、セキュリティ対策もバッチリです。

アプリ版はある?

WebブラウザにURLを入れてログインすることで会議に参加できるだけでなく、iPhoneおよびAndroidアプリもありますので、デバイスを問わず会議(オンライン飲み会)にも参加できます。

まとめ

新しくWeb会議サービス「Google Meet」が発表されました。Zoom爆撃にような乱入者を防ぐ対策もしっかりと行われているようです。また、9月30日まで無償で使用可能です。Gmailアカウントは誰でもすぐに取得可能ですのでこの機会に試されてみるのは、いかがでしょうか。

※Zoomも今では入室すると自動的に控室に入れらるため、乱入者がいきなり会議に入ってくることは無いです。

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