マスク対応のiOS 13.5配信開始。

アップル(Apple)は、iPhone向けに「iOS 13.5」の配信を開始しました。顔認証のFace ID搭載デバイスでは、マスク着用時のロック解除操作が簡略化されました。マスクを着けている際にロック画面の下から上へスワイプするとパスコードフィールドが自動的に表示されるため、ワンアクション削減出来ます。そのため、ロック画面を解除するまでのスピードが速くなります。また、App Storeなどのサインインでも利用できます。

更新内容

Face IDとパスコード

Face ID搭載デバイスでのマスク着用時のロック解除操作を簡略化しています。 マスク着用時にロック画面の下端から上にスワイプすると、パスコードフィールドが自動的に表示されます。 App Store、Apple Books、Apple Pay、iTunesや、Face IDでのサインインに対応するその他Appでの認証時にも使用可能となっています。

接触通知

公的保健機関から提供される新型コロナウイルス感染症(COVID-19)接触追跡Appに対応する接触通知APIに対応しました。

こちらのAPIを使えば、新型コロナウイルス感染者と濃厚接触した可能性のある人に迅速に通知を送れるため、感染拡大の防止に役立ちます。日本の厚生労働省は、同APIを活用したアプリの6月公開を目指しています。

FaceTime

グループFaceTime通話で参加者が話しているときにビデオタイルのサイズが変更されないように、自動的に目立たせる機能を制御できるオプションが追加されています。

まとめ

筆者はiPhone11を使っており、マスクをしたときの画面ロック解除がワンテンポ遅くなることにストレスを感じていましたが、iOS 13.5にアップデートするとマスクをしたままだと自動でパスコード入力画面が表示されるため、非常に快適になりました。

そのため、iPhone11等顔認証を使用するiPhoneでは適用必須のアップデートと言えると思います。

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