Webブラウザ「Smooz」提供終了

Webブラウザアプリ「Smooz」の開発を手掛けるアスツールは12月23日、「継続が困難になった」としてSmoozの提供を終了すると発表しました。同アプリはユーザーから、行動履歴や閲覧内容などのデータを同社のサーバに送信しているとの指摘を受けていました。

Smoozは、検索するたびにポイントがたまる、興味関心に基づくニュースをレコメンドする、片手で操作できるといった特徴を持つWebブラウザ。詳細は非公開だが、米Googleの「Programmable Search」や有料会員からの会費を収入源としていました。

17日にユーザーが「アスツールはアプリの設定や操作、閲覧情報を取得している」「検索窓に入力した文字を見ている」「プライベートモードにしても情報の取得を続けている」といったことが分かったとするブログ記事を公開。アスツールは情報の取得を一部認め、20日にアプリの修正を行いました。

しかしアスツールは同日、「新たな問題が見つかった」としてApp StoreやGoogle Playでのアプリの配信を停止。状況の確認や問題の原因調査などを行った結果、Smoozの提供を続けることは難しいとの判断に至ったとしています。

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