Zoom Video Communicationsは、同社会議システム向けにエンドツーエンド暗号化機能の提供を発表しました。Mac/Windows向けのZoomデスクトップクライアント(バージョン5.4.0以降)およびAndroid用アプリ、「Zoom Rooms」で利用が可能です。(iOS用アプリはApp Store承認待ち)
256bit AES-GCM暗号化を用いた保護機能で、会議のホストが作成した暗号化キーを会議参加者に配布することで暗号通信を実現しています。配布は公開鍵暗号が用いられ、参加者以外には暗号化キーにアクセスできない仕組みが導入されているのが特徴です。
また、この機能は“テクニカルプレビュー”として実装されており、今後30日間はユーザーからのフィードバックを積極的に募集するとしています。