Zoomで「役職者を上座に配置」が可能に

ウェブ会議ツール「Zoom」が9月1日のアップデートで追加した、参加者の画面を任意に並び替えられる機能に賛否が分かれています。日本企業の会議で一般的だった「役職者を”上座”に配置」することも可能になってしまいます。また、このようなビジネスマナーがウェブ会議にも持ち込まれる可能性が懸念されています。

参加者の並び替えは、画面右上の表示から「ギャラリービュー」を開き、参加者のビューをドラッグアンドドロップすることで、それぞれの参加者が任意の順番に並び替えられるようになっています。


主催者が「ホストのビデオの順番に従う」にチェックを入れることで、主催者が指定した順番でロックすることも可能です。参加者それぞれの画面にも反映され、主催者以外は表示順を変更できなくなります。

Zoomのアップデートサイトでは「Custom gallery view organization」(カスタムギャラリービュー機能)として紹介されており、日本の”上座”に配慮したアップデートではなさそうです。ツイッターでも「上座の考えはクソやと思うが、並べ替え出来るとかは便利機能と思ってる」という人等がいました。

コメントする