スマートフォンゲーム「ポケモンGO」を運営する米Nianticは、2020年8月上旬に32bit版Android端末のサポートを終了すると発表しました。ソニーの「Xperia Z2/Z3」やサムスンの「Galaxy S4/S5」「Galaxy Note 3/J3」、モトローラ「Moto G」(第1世代)などではポケモンGOのアカウントにアクセスできなくなるので注意が必要です。
Androidは、2014年公開の「Android 5.0」(Lollipop)から64bit CPUをサポートしていますが、その後1〜2年の間に発売されたスマートフォンは32bit版と64bit版が混在していました。自分の端末がどちらか分からない場合、NTTドコモの「端末仕様確認ツール」アプリなどを使えばCPUの種類が分かります。キャリアを問わず使用できます。
Androidを開発している米Googleは、21年7月末で「Google Play」での64bit非対応アプリ(ネイティブコードを含むもの)の配布を停止する計画を発表しており、64bit環境への移行を進めているので、Nianticの決定もそれに沿ったものと考えられます。また、ポケモンGOはiOS版でも18年に32bit端末のサポートを終了し、「iPhone 5」以前のモデルではプレイできなくなっているので、iOS版に追いついたと考えることも出来ます。